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環境ニュース[海外]

EPA 「植物合成保護剤(PIPs)」規制を施行

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】アメリカ/2001.01.17 発表

 1月17日から、連邦政府が、「植物合成保護剤(Plant-Incorporated Protectants:PIPs)」について監督するための3つの規則が施行された。
 PIPsとは、昆虫、ウイルス、菌といった有害なものから植物を守る、殺虫剤のような役割を果たす物質で、植物を原料としている。今回発表された規則は、人の健康と環境の保護のために、科学的な評価が義務づけられる「PIPs」の定義を明かにするものである。EPAのPIPsに対する厳しい科学的評価システムは継続される。
 1994年に法規制を策定する旨の通知が出されて以来、多くの規制条項が策定されてきたが、今回の3規則により完結する。
 なお、EPAが健康及び環境に悪影響を与えないと認定したPIPsの場合、法規制からは除外される。従来どおりの繁殖手法によって生産されたPIPsなどは他の法規制からも除外されている。また、植物の防虫物質の製造に含まれる遺伝子物質DNAについては、厳しい規制から除外されている。【EPA】

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