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環境ニュース[海外]

新車からのCO2排出量 1995年から10%以上減少

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.03.01 【情報源】EU/2004.02.12 発表

 EU域内で販売された乗用車からのCO2排出量は、1995年から2002年の間に10.8%減少・・・自動車業界は、CO2排出量の少ない自動車を生産するという自主協定を欧州委員会との間で締結しているが、2月12日に欧州委員会が採択した、新車からのCO2排出に関する第4次年次報告によって、自動車業界の取組みが進んでいることが明らかになった。
 しかし、欧州及び日本の自動車業界は約束達成の道筋にあるものの、韓国の自動車業界には、なお一定の遅れがある。欧州自動車工業会(ACEA)は2008年までに、また、日本自動車工業会(JAMA)及び韓国自動車工業会(KAMA)は2009年までに、CO2排出量を1km当たり、140グラムとする目標を掲げている。2002年の実績は、ACEAは165gCO2/km、JAMAは174gCO2/km、KAMAは183gCO2/kmとなっており、KAMAには一層の努力が求められる。
 昨年末、ACEA及びJAMAは、当面のCO2排出削減目標(140gCO2/km)を超える、削減の可能性について、報告書を提出している。欧州委員会は現在、この報告書を検討しており、数ヶ月以内に協議文書を公表する予定である。EUの1995年の戦略では、さらに、2010年までに、120gCO2/km(1995年比で35%の削減)を目指すとされている。【欧州委員会環境総局】

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