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環境ニュース[海外]

カナダ環境省インターネットによる有害物質情報提供サービスを開始

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】カナダ/2000.12.28 発表

 環境省は2000年12月28日、インターネットを通じ、大気・水・土壌内に含まれる有害汚染物質の情報を、住民向けに提供するサービスを開始することを発表した。これは「全国汚染物質排出データベースNational Pollutant Release Inventory (NPRI) 」 と呼ばれるサービスで、利用者は画面上で地域名・汚染物質名・工場名・郵便番号等を入力すると、その地域および施設から検出された有害汚染物質(ベンゼン砒素フロンアスベスト等)の排出およびリサイクル状況等を知ることができるようになっている。
 このデータベースの情報はカナダ環境保護法(Canadian Environmental Protection Act)に基づいて各企業から報告されたもので、1998年以降対象データは拡大傾向にある。1999年には、2187施設から245物質について報告があった。環境省では住民サービスとしてだけではなく、企業が自らの排出抑制努力の達成状況を知る上でも有益だとしてい
る。【カナダ環境省】

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