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環境ニュース[海外]

オオカミ管理計画の策定に向けて

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.12.09 【情報源】フランス/2003.11.21 発表

 フランスアルプスにおけるオオカミの保全と田園活動の維持に関する取組みは、農業担当省と環境担当省により、2000年に考案された。この取り組みは、フランスにおけるオオカミの回復を目指すもので、オオカミと田園生活の共存を基本方針としている。欧州LIFE基金からの資金提供を受けており、2003年12月にプログラムが終了する。
 2003年5月には、国会のオオカミ調査委員会会長と報告者(エストロジ氏とスパニュー氏)が、この件について一連の情報と勧告を発表した。報告書の結論では、地域関係者の参加及び各プログラムの経験が、複数年のまた、国境を超えた全国オオカミ管理計画の作成に役立つとする。計画の全体的な目標は、オオカミの保全状態を確保するとともに、関係地域における質の高い田園活動の発展を保証するものである。管理計画は、科学専門家、議員、関係者、自然保護団体、土地管理者、国・地方の行政代表者などを集めた検討会により作成される。検討会の成果は、2004年前期に提出される予定である。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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