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環境ニュース[海外]

イギリス・ドイツ WTO交渉での「貿易と環境」の重視を強調

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2003.09.26 【情報源】その他/2003.09.10 発表

 メキシコのコスメルで開催された、貿易・環境大臣会合において、イギリスのベケット環境大臣は、貿易ルールと環境ルールが相互支援的なものとなるよう、WTO交渉での議論を盛り上げていく必要があると各国に呼びかけた。コスメル会合は、WTOのカンクン会合を前に開催されたもので、メキシコ、イギリス、スウェーデン、ドイツの環境大臣らが参加した。
 会合に参加した閣僚らは、環境に有害で、貿易を歪めるような補助金の削減、WTOルールと多国間環境条約の両立などについて、早急に議論を進めるよう呼びかけるとともに、UNEP及び多国間環境条約事務局に、WTO委員会へのオブザーバーとしての正式な参加資格を付与するよう提案した。
 ドイツのトリッティン環境大臣も、カンクン会合を前に、「市場開放は、地球規模の環境対策、そして特に途上国における持続可能な発展に寄与するものでなければならない」とする声明を発表した。【イギリス環境・食糧・地方事業省、ドイツ連邦環境省】


(イギリス環境・食糧・地方事業省プレスリリース)

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