一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

地下水を利用した冷房供給システムのパイロット事業を実施

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2003.08.01 【情報源】ドイツ/2003.07.16 発表

 ミュンヘン都市事業団がBMWグループの研究・導入センターで実施する、地下水を利用した冷房供給システム事業に対し、ドイツ連邦環境省は「環境負荷削減のための投資プログラム」から、345,000ユーロ(約4140万円)を支出することを発表した。
 ミュンヘン地下鉄内に設置されている8本の高圧水管によって地下水を採取し、4.6kmの導管を通して、センターまで運ぶ。地下水の取得時の温度は10〜12度で、冷房に利用した後、約17度で戻される。この水温の上昇は、地下水に悪影響を及ぼさない。これにより、年間約44,000MWhの冷房供給能力が得られる見こみで、従来の圧縮冷凍機と比較すると、年間約700万kWhの電力を節約できる。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース