家庭向け太陽熱利用設備の普及キャンペーンを開始

　5月19日、ドイツ連邦環境省は、家庭における太陽熱の利用を強化するキャンペーンを行うことを発表した。これは、ドイツ・エネルギーエージェンシー(DENA）が中心となって行うキャンペーンで、ドイツ・ソーラー産業（BSi)、衛生設備・暖房設備・空調設備中央連盟（ZVSHK)、ルール・ガスが協力している。キャンペーンの運営のため、これらの組織は合計25万ユーロ（3000万円）を拠出し、また連邦環境省も、今年は、環境税収から約50万ユーロ（6000万円）を支出して支援を行う。
　キャンペーンは、工務店などの関連事業者や各家庭を対象に太陽熱利用設備に関する情報を提供するもの。関連事業者には、最新の販促ツールやインターネットを通じた宣伝手段等の提供、各家庭には、設備に関する分かりやすい情報の提供や地域の関連事業者の紹介等を行う。【ドイツ連邦環境省】