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環境ニュース[海外]

天然ガス車の導入促進

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.04.16 【情報源】ドイツ/2001.04.04 発表

 適切な天然ガス供給スタンドを整備することは、クリーンで騒音の少ない天然ガス車の導入のためのベースとなる。ドイツ連邦環境省・ベルリン州政府・ベルリンガス業界は、昨年10月「ベルリンに環境にやさしいタクシーを1000台」というプロジェクトに合意したが、本年4月4日に天然ガススタンド1箇所、5日に3箇所をスタートする。本年末まで12箇所を導入する予定である。
 ドイツ連邦環境大臣Trittin氏は、天然ガス車の導入は、大気清浄化、夏のスモッグ解消、気候変動防止に資するもので、騒音も少ない上、燃料コストも安いと述べた。同氏は、昨年末、連邦政府ではじめて公用車として天然ガス車を同省に導入した。
 ベルリンのプログラムは、できるだけ早く1000台のタクシー、100台の教習車を導入することを目的としており、これまで230台に助成がなされてきた。環境省は、他に4つの都市で天然ガス車の購入を助成している。他方、環境税制改革により、2009年まで天然ガス抽出用の石油については、ガソリン用よりも税金が軽減されている。燃料用天然ガスは、ディーゼルに対して3分の2の価格となっている。【ドイツ連邦環境省】

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