ドイツ、国家循環経済戦略案、第2回対話フォーラムを開催

【ごみ･リサイクル その他(ごみ･リサイクル)】 【掲載日】2024.07.19 【情報源】ドイツ／2024.07.04 発表

ドイツ連邦環境省（BMUV）は国家循環経済戦略案（NKWS）に関する第2回対話フォーラムを開催し、経済界、市民社会、学術界の主要団体や労働組合、連邦州の代表者が参加したことを公表した。

国家循環経済戦略案には循環経済における複数の具体的な目標と実行のための対策がまとめられている。
2045 年までに 1 人当たりの原材料の消費量の半減が目標値として設定されており、公共調達の利用、耐久製品や耐久財の基準、デジタル製品パスポート、EUレベルでのリサイクル品使用の割当、経済的インセンティブ、「修理の権利」等、持続可能な消費の強化が中心的な対策として挙げられている。
また、国際的なイニシアティブを通じて循環経済の推進も図っていくとしている。
さらに、対話を継続することを目的にしたプラットフォームが設置される。

今後、国家循環経済戦略案について書面による意見表明の機会が設置され、提出された意見の考慮ののち、2024年中の閣議承認を目指し調整が進められる。

【ドイツ連邦環境省】