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環境ニュース[海外]

国立野生生物研究センターを新築

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.04.16 【情報源】カナダ/2003.04.07 発表

 カナダのアンダーソン環境大臣は4月7日、オタワのカールトン大学に国立野生生物研究センター(NWRC)を開設したことを、大学の副学長らとともに発表した。このセンターには、カナダ連邦環境省の野生生物局から、科学者とスタッフ50人以上が派遣される。
 1976年に設立された国立野生生物研究センターは、渡り鳥に関する研究と、有毒物質の影響から野生生物を保護する政策やプログラムの策定に科学的根拠を提供する研究を行っている。今回、大学と連携して構内に移転することによって、センターの知見が最大限に活用されるよう期待されている。
 この新しいセンターは、カナダの野生生物に関する毒物学研究所としては最大で、面積は6000m2に及び、15の研究施設、100m2の温室、野生生物標本室を備えている。
 アンダーソン環境大臣は、センターの新設を祝し、声明の中で、科学は野生生物の保護に重要で、また、政策決定を助けるものであるとして、カールトン大学と科学面で協働する機会を生み出していきたいと述べた。【カナダ連邦環境省】

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