一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

フランクフルト・オデール市の路線バスが天然ガスに転換

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.04.14 【情報源】ドイツ/2003.04.04 発表

 フランクフルト・オデール市都市交通公社は、同社が運営する路線バスをディーゼルから天然ガスに転換することに成功した。これはドイツ連邦環境省のパイロット・プロジェクトであり、約120万ユーロ(1億4400万円)の支援が行われた。
 ドイツのトリッティン環境大臣はこれを受け、「小さな都市フランクフルト・オデール市の取り組みは、近距離公共交通における技術の水準を高め、そして今後適用される厳しいEU大気保全基準に対して、どのような準備が出来るのかを示した。天然ガスのバスは、静かなだけでなく、健康に有害な煤の排出を約95%削減し、市民の健康にも有益である」と述べた。EUでは、2005年以降、大気保全に対する厳しい基準が適用されることになっており、特に交通分野における大気汚染物質を、大幅に削減することが求められている。
 連邦環境省の近距離公共交通に関するパイロット・プロジェクトは、他にベルリン−ブランデンブルク交通公社、並びにベルリン市、ハノーバー市における地域交通公社で行われており、約250万ユーロ(3億円)が拠出されている。【ドイツ連邦環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース