一般財団法人環境イノベーション情報機構
韓国環境部、国レベルの計画と大規模開発事業について「気候変動アセスメント」を適用すると発表
【環境行政 環境アセスメント】 【掲載日】2022.10.13 【情報源】韓国/2022.09.26 発表
韓国環境部(ME)は、2022年9月25日から国レベルの計画と大規模開発事業について、「気候変動アセスメント」を適用すると発表した。「気候変動アセスメント」は、2021年成立の「気候危機に対処するための炭素中立とグリーン成長に関する枠組法」(炭素中立法)に定められている。温室効果ガスを大量排出し気候危機に脆弱な10部門について、国レベルの計画と大規模開発事業は、戦略的環境アセスメント(又は環境アセスメント)を実施するよう法で義務付けられており、「気候変動アセスメント」はその一環として実施される。10部門は、エネルギー・工業団地・都市・水源・山間地域・河川の開発、港湾・道路・空港・畜産廃棄物処理施設の建設である(うち道路・空港・畜産廃棄物処理施設の建設については、2023年からの適用となる)。「気候変動アセスメント」において、国の計画当局と大規模開発事業者は、気候変動の調査・予測・評価を行い、削減目標、削減対策、適応策等を策定する。MEは、協議体制やガイドラインを整備するなど支援する。【韓国環境部】