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環境ニュース[海外]

ブッシュ政権 水素燃料電池自動車を初認証

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.02.20 【情報源】アメリカ/2003.02.11 発表

 EPAは2月11日、ホンダFCX(2003年型)が、「アメリカ水素燃料電池ゼロ・エミッション自動車(U.S. hydrogen fuel cell zero emission vehicle)」の最初の認証を受けたことを公表した。
 これは、EPAの「全国自動車・燃料排出研究所(National Vehicle and Fuel Emissions Laboratory)」によって選定された。同研究所は、燃料電池の経済効率性や排出物について試験・認証を行う、初の連邦関係施設。今後EPAは、国内で販売される新車につき、全ての排出基準を遵守するものであることを認証する責任を負う。
 ブッシュ大統領は、自動車、トラック、住居及び事業所用水素燃料電池の商用化に向け、技術開発を促進するため、水素燃料イニシアティブに12億ドル(1140億円)を充てることを公約している。このうちの7億2000万ドル(864億円)は、今後5年間に、燃料電池自動車や発電に利用される水素の生産、貯蔵、配送のための技術およびインフラストラクチャーを開発するための資金とされている。ブッシュ大統領は、「フリーダム・カー・イニシアティブ(FreedomCAR: Cooperative Automotive Research)initiative)」を設けて、水素燃料電池、水素燃料に関するインフラストラクチャー、および自動車の先進技術の開発に向け、今後5年間に、総額で17億ドル(2040億円)を投じることを提案している。【EPA】

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