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環境ニュース[海外]

「持続可能な消費・生産戦略」の策定に取り組む

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2003.02.17 【情報源】イギリス/2003.02.06 発表

 イギリスのマーガレット・ベケット環境大臣は、2月6日、ヨハネスブルク・サミットにおける公約の一つでもある、「イギリス持続可能な消費・生産戦略(UK Strategy for sustainable consumption and production: SCP)」を策定することを発表した。今後数ヶ月で策定し、初夏には公表される見通し。
 ベケット大臣は、この戦略が、政府及び産業界による今後の行動に向けた枠組みを提供するものとなる と強調している。イギリス環境・食糧・地方事業省は、この分野の政策立案を管轄する予定で、戦略策定段階における利害関係者の役割を重視している。貿易産業省(DTI)や「商品と環境に関する諮問委員会(the Advisory Committee on Consumer Products and the Environment; ACCPE)」、「事業・環境諮問委員会(Advisory Committee on Business and the Environment: ACBE)」などの関与も期待されている。ベケット大臣は、初夏の戦略の公表に向けて、貿易産業省や大蔵省等との協働についても期待を示した。
 また、策定に当たっては、エネルギー技術イニシアティブなど、国やEUレベルの既存の取組みとの連携も図りつつ、最近、内閣府の戦略本部が公表した廃棄物処理に関する報告書、さらに近日中に公表される「持続可能な調達グループ(Sustainable Procurement Group)」の報告書やエネルギー白書などについても考慮していくとしている。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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