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環境ニュース[海外]

太陽熱収集器への助成金額を35%引き上げる

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2003.02.12 【情報源】ドイツ/2003.01.31 発表

 ドイツのトリッティン環境大臣は、太陽熱収集器への助成額を引き上げ、現在の1平方メートルあたり92ユーロ(約1万1000円)から125ユーロ(1万5000円)とすると発表した。この助成は、連邦環境省の依頼を受けた連邦経済輸出庁により、2003年2月1日から開始され、助成額の平均は、一件当たり1125ユーロ(13万5000円)となる。
 太陽熱収集器は、建築物の屋根に設置でき、日光から温水や暖房器具のための熱を生産する。市民は、自宅の屋根に太陽熱収集器を設置することによって、値上がりする石油料金やガス料金を節約でき、かつ、温暖化防止にも大きく貢献する。
 助成額を35%上げることにより、太陽熱収集器の市場に新たな刺激が生まれ、技術促進が期待される。1999年9月の環境税制改革と関連して連邦政府が開始した再生可能エネルギーを促進する市場インセンティブ・プログラムは、大きな成果を生み出している。プログラム開始以降、30万以上の助成金申請が行われており、とりわけ、太陽熱集積器とバイオマス施設に集中している。昨年、連邦経済輸出庁が認可した助成施設は、9万2000件以上に上る。再生エネルギー施設の需要が増加し、ドイツ各地に多数の生産地を生み出すとともに、相当数の新たな雇用を生み出している。

太陽熱収集器への助成に関する問い合わせ
 E-Mail: solar@bafa.de

【ドイツ連邦環境省】

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