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環境ニュース[海外]

ワールドウォッチ研究所のドイツの温暖化対策に対する高い評価を歓迎

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.01.21 【情報源】ドイツ/2003.01.10 発表

 世界的に著名な「ワールドウォッチ研究所」(米国・ワシントン)が発表した報告書「地球白書 2003」において、ドイツの温暖化対策、特に自然エネルギーの増強政策は、地球規模の環境保護のための先進的な取り組みであると、強調されている。これについて、ドイツのトリッティン環境大臣は次のような歓迎のコメントを発表した。
 「同研究所がドイツの温暖化対策を評価したことを歓迎する。報告書では、地球の気候が人間活動の影響を受け変化したこと、ドイツのように経済と社会との調和を図りつつ、エネルギー政策を転換することが可能であること、温暖化対策に先進的に取り組むことは報われるものであり、さらに経済効果もあることが示されている。
 連邦政府は、自然エネルギー法、10万の屋根への太陽光発電装置設置計画、市場誘引プログラム、バイオマス政令などの具体的な政策によって、自然エネルギーを増強してきている。2002年は、この分野において新たに5万人の雇用を創出し、合計では既に13万人に達する。同研究所の報告書では、ドイツは、2020年までに1990年と比較して、約40%のCO2を削減することが可能であり、さらに20万の雇用を創出することが出来るとしている」【ドイツ連邦環境省】

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