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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦政府世界気候変動学術審議会 政府に意見書を提出

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2000.12.20 発表

 連邦政府世界気候変動学術審議会(Der Wissenschaftliche Beirat der Bundesregierung Global Umweltveraenderungen (WBGU))は、12月20日、連邦研究大臣と連邦環境大臣に2000年度の意見書「変動する世界-世界環境政策の新構造(Welt im Wandel-Neue Strukturenglobaler Umweltpolitik)」を提出した。
 意見書には、世界レベルの環境保護政策を強化するための提案として、次のものが掲げられている。世界の世論を聞くための「地球委員会(Erdrat)」を設置すること、世界レベルの環境組織としてUNEPを強化すること、共有財産(大気圏、海洋、宇宙)の利用に利用料金を課すこと、これまで以上に私人による責任の受諾を支援すること等。
 意見書を受け取った両大臣は、環境部門の国際機構の強化と拡充に連邦政府が大きな関心を抱いていることを明言するとともに、世界レベルの環境政策を発展させるための重要な示唆を数多く与えるものとして意見書を高く評価した。
 なお、意見書は、Springer社(Heidelberg)から出版される予定である。【ドイツ連邦環境省】

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