中央消費者連盟　環境に配慮した年金選択基準を記したパンフレットを発行

　社団法人中央消費者連盟（Verbraucherzentrale Bundesverband e.V. ：通称VZBV)は、パンフレット「有効な年金：環境に配慮した年金の選択基準」を発行した。環境に配慮した年金を選択するための説明と助言が記されている。
　VZBVの調査によると、保険会社、銀行、投資会社は、以前と比べて、環境面、倫理面、社会面での配慮を強化している。また、資金運用者は、持続可能な基準を満たした投資の多くは、従来のものより、長期的な利回りが確実だと考えているという。
　なお、トリッティン環境大臣も老齢年金商品の提供者に対し、積立金の運用の際の環境、倫理、社会への配慮に関する情報を、さらに分かりやすく顧客に提供するよう要請した。【ドイツ連邦環境省】