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環境ニュース[海外]

EU・アメリカ G8環境大臣会合続報

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.04.10 【情報源】ドイツ/2001.03.04 発表

 3月2〜4日に開催されたG8環境大臣会合の場で、アメリカが見せた気候変動交渉への積極的な姿勢は、環境保護団体に驚きをもって歓迎された。EPA長官は、「ブッシュ大統領は、気候変動は我々が直面する最も大きな環境問題で、このことを認識し、取組を進めなければならないと述べている」と述べ、会議では、京都議定書をめぐる交渉の合意に向け、各国が努力することが確認された。ドイツの連邦環境大臣も、今回の会合は気候変動への取組に、新たな刺激を与えるものであったとしている
 しかし、EU内には、未だアメリカのスタンスに懸念を示す向きもある。8日、EU環境委員のマーゴット・ヴァルストローム氏は、「ブッシュ政権は、彼らの立場を証明する必要がある。我々は、気候変動が重要な政治課題であるという包括的な宣言しか聞いていない。アメリカ側は、この問題を見直す権利がある旨主張しているが、それが何を意味しているのか明らかでない」と述べた。【ドイツ連邦環境省】

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