EPA長官、大統領予算案を支持

　ホイットマンEPA長官は、ＥＰＡ予算として73億ドル（8030億円）を計上した大統領予算案を支持・賞賛した。これは、前政権が2001年予算として要求した額よりも、5600万ドル（61億6000万円）多い。
　長官は「環境保護と経済発展は共に持続的に行われなくてはならない。EPAの業務の中心的部分は規制、調査、実施活動だが、これらの業務については、37億ドル（約4070億円）が計上されており、これはEPA史上2番目の額となる」と評価した。
　ＥＰＡが特に重点を置いているのは、市場メカニズムを活用した経済的インセンティブなど、環境保全のための革新的なアプローチである。また、各州の環境情報システムの統合を支援するため、2,500万ドル（27億5000万円）が計上されている。この他、各州などへの補助も、10億ドル（1100億円）以上と、過去最高のレベルとなった。【ＥＰＡ】