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環境ニュース[海外]

スウェーデン政府、気候政策枠組みを決定

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.06.28 【情報源】スウェーデン/2017.06.15 発表

 スウェーデン環境・エネルギー省は、2017年6月15日に新たな気候目標を含むスウェーデンの気候政策枠組みの導入を議会が決定したことを報じた。この枠組みは明確で一貫した気候政策を策定することを目的としており、気候変動の課題解決に必要な移行を企業や社会が実行できるよう長期的条件を提供する。枠組みは以下のような内容の気候法、気候目標、気候政策審議会の3つを柱としている。
・気候法―政策が気候目標に基づくものであることを法で定め、政策をいかに実施するかを明記する。政府は毎年気候報告を予算案において提出する。
・気候目標―2045年までに温室効果ガスの正味排出量をゼロにし、その後ネガティブ・エミッションを実現する。
・気候政策審議会―政府が示した全政策が気候目標と矛盾しないか、独立した評価を実施する。
 スウェーデンは、2014年12月18日に環境目標に関する超党派委員会に気候政策枠組みと気候戦略の提案を依頼。提案に基づき2017年3月14日に気候政策枠組みの予算案を提出していた。【スウェーデン環境・エネルギー省】

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