一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

中国気象局、地球温暖化によって中国の降雨パターンが変化したと報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.03.03 【情報源】中国/2017.02.17 発表

 中国気象局(CMA)は、地球温暖化によって中国の気候の全体的状況が変化し、降雨量が増えていると報告した。世界気象機関(WMO)の最新の報告によると、2016年の世界の平均地表温度は1961〜1990年の平均より0.83℃高く、産業化以前の平均より1.1℃高かったという。北京気候センターのデータによると、2016年の中国の平均気温は平年より0.81℃高く、2015年、2007年に次いで観測史上3番目に高温だった。地球温暖化の中、中国の気候条件は変化しており、2016年の平均降雨量は1951年以降最高の730mm(平年の16%増)だったという。1961年以降、小雨の日は13%減少し、暴風雨の日は10%増加している。中国に上陸する台風の強度も高まっており、中国北西部の気候は以前より高温多湿になり、洪水のリスクが増している。一方、地球温暖化によって地表温度が上がったため、地域的干ばつは深刻化しているという。【中国気象局】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース