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環境ニュース[海外]

UNEP 移動性野生生物種保全条約附属書へのリスティングを検討

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.09.30 【情報源】国連/2002.09.18 発表

 9月18日から24日まで、ドイツのボンで、「移動性野生動物種の保全に関する条約(the Convention on Migratory Species:CMS)」の第7回締約国会議が開催されている。各国代表団は、モンゴルなどに生息するラクダに、最も手厚い保護を与えようとしている。現在、野生のフタコブラクダは1,000頭以下まで減少しているとみられる。これは、ジャイアントパンダの個体数より少ない。
 今回、同条約の附属書I又はIIに含めるよう提案された種は、36種に上る。アマゾン・マナティ、ジンベイザメ、サイガ(訳注:シベリア草原地帯産のレイヨウ)、モンゴル・ガゼル、19種の鳥などが含まれている。さらに、南太平洋の鯨類(ミンククジラ、マッコウクジラなど)についても、附属書に加えるよう提案されている。【UNEP】

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