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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、大規模太陽光発電施設への政府融資の効果を分析

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.10.31 【情報源】アメリカ/2016.10.14 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)の融資プログラム局(LPO)は、大規模太陽光発電事業の初期に行われたDOEの支援がこの分野の飛躍的拡大につながったことを示すデータを公表した。LPOによると、アメリカでは2010年の時点では事業規模(100メガワット以上)の大規模太陽光発電プロジェクトは1件もなかった。これは、開発者らにとって規模の大きい施設の建設への資金調達が困難であったことによる。このため、DOEは2011年、5件の大規模太陽光発電プロジェクトに46億ドルの融資保証を実行した。その後、民間の投資に弾みがついて事業規模の太陽光発電プロジェクトはDOEの融資保証がなくても資金調達が可能になり、2016年の現在までに、新たに45件のプロジェクトが開始されたという。アリゾナ州で建設されていたMesquite Solar 3(150メガワット)がこの発表の同日完成した。この先行プロジェクトであるMesquite Solar 1(170メガワット)は、DOEが2011年に融資保証を行った最初の5件のプロジェクトの一つである。DOEはMesquite Solar 1に、3億3700万ドルの融資保証を実行し、その後のDOE以外の資金による太陽光発電プロジェクトの道を開いたという。【アメリカエネルギー省】

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