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環境ニュース[海外]

気候エネルギーソリューションセンター、クリーン電力計画は消費者に対する最小限の負担で温室効果ガス排出を削減できると分析

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.10.03 【情報源】研究機関/2016.09.14 発表

 気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)は、アメリカ政府の「クリーン電力計画」は消費者に対する負担を最小限に抑え、温室効果ガス排出を削減できると分析した。C2ESはクリーン電力計画が炭素排出、アメリカの電源構成、電気料金に及ぼす影響を予測した2016年春から夏にかけて発表された5つの経済モデリング研究を調査。いずれの研究でも、クリーン電力計画は特段の対策のない成り行きケースと比較して電力部門からの総排出を削減すると予想されており、平均すると2030年時点での排出量は成り行きケースよりも18%低くなると見込まれているという。またすべての研究がクリーン電力計画によって再生可能エネルギーは増加し、石炭火力発電は減少すると予測。電気料金への影響を分析した2つの研究では、大部分のシナリオで電気料金は2%減から5%増の範囲と予測されている。5%増でも平均的な家庭で1か月当たり4.65ドル増に留まり、クリーン電力計画が電気料金に及ぼす影響は最小限に抑えられるという。【気候エネルギーソリューションセンター】

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