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環境ニュース[海外]

再生可能エネルギーの拡張に太陽熱収集器の有効性を訴える

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2002.09.18 【情報源】ドイツ/2002.09.03 発表

 ドイツ連邦のトリッティン環境大臣は、9月3日、ヨハネスブルグ・サミットで、自然エネルギーの拡大を訴えた。
 「世界では、20億人もの人々が、電気のない生活をしている。彼らは、経済発展から切り離されている。エネルギー問題の解決と、将来を見据えたエネルギー供給基盤の確立のためには、再生可能エネルギーの拡大が必須である。その一例として、太陽熱収集器が挙げられる。多量の太陽熱射を受ける国々では、太陽熱収集器の活用は大変有効である。
 再生可能エネルギーとエネルギーの効率的な利用は、連邦政府が進めているエネルギーシフトの中心的課題である。連邦政府は、エネルギーシフトが工業大国でも可能であることを行動で示した。我々は、南の国々が、同じような過ちを繰り返すことのないようにしなければならない。
 再生可能エネルギーの拡大は、温暖化対策だけでなく、地域の雇用、経済対策にもつながる。太陽熱収集器によって、太陽の熱射量の多い国々では、高価な輸入エネルギーに依存する必要はなくなる」【ドイツ連邦環境省】

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