ノルウェー、インドネシアの泥炭地マッピングに協力

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.07.12 【情報源】ノルウェー／2016.06.28 発表

ノルウェー気候・環境省は、インドネシアの森林・泥炭地管理を支援するため、ノルウェーと世界資源研究所（WRI）インドネシアが正式に協力することで合意したと発表した。2016年6月初旬にオスロで開催されたREDD（森林減少・劣化からの温室効果ガス排出削減）交流会議で合意された。インドネシア政府は、森林・泥炭地モラトリアム（開発規制）の拡大、新規森林事業権の再検討等により、森林・泥炭地管理の強化と透明性向上、泥炭地の森林減少・劣化によるCO2排出削減に取り組んでおり、ノルウェーとWRIインドネシアとの協力はこれを支援することになるという。ノルウェーは今後5年間に2億2700万ノルウェー・クローネをWRIインドネシアに拠出し、同WRIは、1）泥炭地帯のマッピングに協力し、2020年までに200万ヘクタールの泥炭地修復を行うインドネシア泥炭修復庁を支援する。2）土地利用に関し、インドネシア政府の「1つに統合された地図政策」を支援する。3）森林セクターの透明性向上のため、森林監視システム強化を支援する。