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環境ニュース[海外]

国際再生可能エネルギー機関、太陽光エネルギーは2030年までに電力の13%を賄え得ると報告

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.07.11 【情報源】国際機関/2016.06.22 発表

 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、太陽光エネルギーは2030年までに世界の電力の13%を賄える可能性があると報告した。太陽光エネルギーは今後10年間で最大59%のコスト削減が可能で、これが他の要因と組み合わさって、太陽光エネルギーの大幅な拡大が可能になるという。環境への影響に関しても、太陽光エネルギーは既にCO2排出を年間最大3億トン削減しており、2030年には年間最大30億トン削減できる可能性があるという。太陽光エネルギーが世界の電力に占める比率は現在2%未満であり、これを2030年までに13%に拡大するには、毎年追加される発電容量を現在の2倍以上にする必要があるという。報告書では、これを実現するため、1)最新のイノベーションに基づく政策、2)研究開発を継続するための政府の支援、3)地球規模の基準枠組みの確立、4)市場構造の変革、5)スマートグリッドやスマート蓄電などの技術の導入、を推奨している。

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