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環境ニュース[海外]

鉛散弾銃規則を改正

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.09.04 【情報源】イギリス/2002.08.23 発表

 イギリス環境・食料・地方事業省は、8月23日、散弾銃使用禁止地域および対象鳥類リストの改正を発表した。
 これは「1999年環境保全規則(散弾銃の使用規制)(イングランド)」の一部を改正するもので、今年9月1日より施行される。改正は、同規則の効率性及び規制地域リストを検討するレビュー・グループの勧告をとり入れたもので、狩猟者、環境活動家などの支持も得てきた。主要な改正点は、今まで除去されていた水鳥の多く生息する「科学的特別重要地区(Sites of Special Scientific Interest)」のいくつかの湿地を新たに禁止リストに加えること、タシギやムナグロを散弾銃使用禁止鳥類リストから除外することの2点である。
 水鳥は体内にをとりこむと除々に身体が弱り、これが水鳥の数を減らす原因となっている。この規則は、アフリカ・ユーラシア水鳥条約(AEWA)にのっとり段階的に散弾銃の使用を削減しようとするものである。規則の全般的な見直しは、2004年に行われる予定。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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