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環境ニュース[海外]

イギリス、潟湖潮力発電の実現可能性を再検討

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.02.24 【情報源】イギリス/2016.02.10 発表

 イギリス政府は、潟湖(ラグーン)での潮力発電の実現可能性について、独立した立場からの再検討を行うと発表した。再検討は2016年春に開始される予定で、この技術に関する費用対効果、資金調達の構造、プロジェクトの実施形態などを検討し、イギリスにとって最良の判断ができるよう根拠の基盤を固めるという。エネルギー・気候変動省(DECC)によると、これはDECCや財務省など関連省庁との協議のもとに実施され、イギリス南西部のスウォンジー湾で計画されている発電施設の開発業者など業界関係者も参加するという。人工潟湖での潮位差を利用した潮力発電(tidal lagoon energy)は、安定した再生可能エネルギーとして期待されるが、新しい技術でコストに関する点など未検証の部分も多いという。ボーン政務次官(エネルギー担当)は、今回の再検討について、「今後のエネルギーミックスに果たす潟湖潮力発電の役割が判断できるよう、短期的、長期的な費用対効果やその電気料金への影響を明確にするもの」としている。【イギリス エネルギー・気候変動省】

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