フランス、1万2000か所に電気自動車の充電ステーション設置を支援

エネルギー】 【掲載日】2016.02.23 【情報源】フランス／2016.02.10 発表

　フランスのロワイヤル環境大臣は、電気自動車とプラグイン・ハイブリッド車をより利用しやすくするため、民間充電ステーションを新たに1万2000か所に設置するADVENIRプログラム（新規充電インフラによる電気自動車普及支援）に関する協定に署名した。支援の対象は、企業等の駐車場内の共有ステーション、店舗の駐車場などで一般利用が可能な共有ステーション、集合住宅の私有地ステーションとしている。フランスの電気・ハイブリッド自動車企業協会のAVERE-Franceとエネルギー管理の専門企業Eco CO2社がプログラムを実施し、フランス電力会社（EDF）が975万ユーロを提供する。ADVENIRプログラムは、温室効果ガスと大気汚染物質の排出が少ない移動手段を推進することを定めたエネルギー移行法（第41条）の目標のもと、他の導入済み支援策を補完するものとして実施される。【フランス環境・持続可能な開発・エネルギー省】