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環境ニュース[海外]

イギリス、新たな保全海域の指定で保護対象海域が約8000平方マイルに

自然環境】 【掲載日】2016.01.27 【情報源】イギリス/2016.01.17 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、イングランド沿岸の計4155平方マイルを、新たに海洋保全ゾーン(MCZ)として指定した。今回指定されたのは、イングランド北東端のノーサンバーランド沖のファーン諸島から同南西端のランズエンドまでの23海域。これで、MCZは計50地域となり、ウェールズ地方の面積に相当する7886平方マイルが保護対象となった。MCZは国として重要な海洋野生生物、生息地、地質、地形学の保護を目的とし、新しく指定された海域では45タイプの生息地、地質学的特性や特徴的な生物種が保護される。なお、今回の指定はMCZ計画の第2次であり、第1次では既に27海域3731平方マイルを指定、今後2018年に第3次指定が行われる予定である。
 今回の発表に加え、イギリス政府は、ネズミイルカのための保全特別地域(SACs)と、ヘラサギ、パフィン等の繁殖地保護のための特別保護地域(SPAs)に関する意見募集も今月から行うとしている。指定されれば、現行のSAC(37か所)、SPA(43か所)に追加される。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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