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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、2014年にアメリカで製造された新車は温室効果ガス排出および燃費基準を達成したと報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.01.06 【情報源】アメリカ/2015.12.16 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、2014年にアメリカの自動車メーカーは新車の温室効果ガス(GHG)排出と燃費に関する2014年基準を達成したとする報告書を公表した。それによると、2014年に製造された新車は、マイル当たりのCO2排出量の基準値を13グラム下回ったという。これにより、2014年に累積CO2排出量を約6000万トン削減でき、これは800万世帯以上の電気使用から発生する1年分のGHG排出量に相当するという。また、2014年の新車の燃費は1ガロン当たりのマイル数(MPG)が24.3マイルという過去最高レベルを記録し、10年間で燃費は5MPG(26%)向上したという。アメリカでは2012年から、2025年までに新車の燃費を2倍にし、GHG排出を半減させるための基準が導入されているが、今回の調査によって新車の燃費は3年連続で過去最高レベルを記録したことが確認されたという。また、ターボチャージャーや新型の変速機などの燃費の良い技術が、基準策定時の予想を上回るペースで導入されていることも示された。【アメリカ環境保護庁】

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