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環境ニュース[海外]

ディーゼル燃料中の硫黄分を95%削減

大気環境 交通問題】 【掲載日】2002.08.15 【情報源】カナダ/2002.07.31 発表

 カナダ連邦政府は、7月31日付の官報で、道路走行車両用のディーゼル燃料に含まれる硫黄分を最大15ppmに制限する、新たな規制案を発表。パブリックコメントの募集を始める。現行基準は500ppmだが、これより95%の削減を目指す。
 製造業者・輸入業者に対しては2006年6月から、小売り業者に対しては同9月から施行される予定。新規制により、バスやトラックなどのディーゼル車両に、新しい排出制御システムが導入されることが期待されている。なお新しい規制基準や実施時期に関しては、アメリカとの調整の上で設定されている。
 一方、ガソリン中の硫黄レベルについては、新たな排出基準(150ppm)が7月1日に発効を迎えた。これは暫定的な基準であり、2005年1月には、30ppmへと強化される予定。【カナダ連邦環境省】

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