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環境ニュース[海外]

ラムサール条約第12回締約国会議が開幕

自然環境】 【掲載日】2015.06.16 【情報源】国連/2015.06.01 発表

 ラムサール条約第12回締約国会議(2015年6月1〜9日)が、ウルグアイのプンタ・デル・エステで開幕した。これに160カ国800名以上の代表者らが参加し、条約実施の進捗評価や新たな課題の検討、優先行動の決定等を行う。
 湿地は、世界で6億6000万以上の人々に水や食料等を供給するほか、水の浄化、沿岸域の災害防止、魚や鳥等の生息地提供など、様々な機能を果たしている。しかし農工業や宅地開発等による水や土地の需要増加で、世界の沿岸・海域・内陸の湿地は急速に減少しており、過去40年間で約40%も劣化し、そのペースの加速が続いているという。
 同会議では、“Wetlands for Our Future”(湿地を大切にしよう 私たちの未来のために)をテーマとして、人々が享受する湿地の多大な価値に着目し、各国に湿地保全・再生の早急な行動を求める。具体的には、水・食糧安全保障や気候変動など危急の課題に対応する戦略計画(2016〜2021年)や優先行動(湿地の消失阻止・増加方法、ラムサール条約湿地ネットワークの保全・管理改善方法など)、景観レベルの湿地再生等について議論する。【ラムサール条約

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