ドイツ　ヨーロッパ全域で展開された電気自動車助成プログラムの最終会議を開催

エネルギー】 【掲載日】2015.06.05 【情報源】ドイツ／2015.06.05 発表

　ドイツ連邦経済エネルギー省は、ドイツ連邦交通デジタルインフラストラクチャー省と共同で、ヨーロッパ助成プログラム「Electromobility+」の最終会議の開催を公表した。マハニック事務次官は、「電気自動車は国境の枠組みを越えて考究されなければならない。新技術への転換はヨーロッパ域内における密な協働によってのみ効果的に実行でき、ヨーロッパにおける電気自動車の経済的チャンスを活用できる。ヨーロッパ域内の市場参入者間の連携は重要である」とコメントした。プログラムは、道路輸送のグリーン化に関する研究プログラムである「ERANET+」の枠組みで2010年に開始したもので、EUによって助成されている。11の加盟国・地域が参加しており、国境の枠組みを超えて展開された18件の研究プロジェクトによってヨーロッパ域内の電気自動車発展のための持続可能な解決策について研究が行われた。最終会議では、国際的な科学者や政治や経済からの代表者たちが、研究プログラムや革新的な製品開発の成果や電気自動車発展の方法、さらに、ヨーロッパにおける電気自動車の幅広い導入を支援する対策について議論を行った。【ドイツ連邦経済エネルギー省】