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環境ニュース[海外]

オランダ環境評価庁等、同国のエネルギー転換政策は排出削減や雇用創出に有効と報告

エネルギー】 【掲載日】2015.03.02 【情報源】オランダ/2015.02.11 発表

 オランダの環境評価庁、エネルギー研究センター等は、同国のエネルギー転換政策は不十分な面もあるが、排出削減と雇用創出の面では効果が十分期待できると「オランダ・エネルギー展望2014」で報告した。主な分析結果は下記の通りである。
温室効果ガス排出量:2000〜2013年に9%減少、今後も省エネと再生可能エネルギーの拡大が続き、2020年にはCO2換算で183Mtまで減少し気候目標を満たす。
再生可能エネルギーの比率:過去10年間で1.4%から4.5%に増加、2020年には12%以上となるが、目標の14%には届かない。
・エネルギー効率:エネルギー消費は過去10年間で5%減少、2020年には建物や自動車等の省エネ化で更に1%減少するが、追加措置なしでは省エネ目標に届かない。
・雇用:今後予想される天然ガスの枯渇は再生可能エネルギーへの転換を促進し、エネルギー関連の雇用が増加。
・一世帯当たりの年間平均光熱費:2020年には2014年比で40〜50ユーロ減少。
・経済成長と排出削減の両立:2020年までに13%の経済成長と5%の排出削減を実現。
【オランダ環境評価庁】

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