北米3か国、エネルギー閣僚会合を開催

エネルギー】 【掲載日】2015.01.08 【情報源】アメリカ／2014.12.15 発表

　アメリカ、カナダ、メキシコは2014年12月15日、北米の今後のエネルギー政策を話し合う閣僚会合を開催し、モニツ・エネルギー長官（アメリカ）、リックフォード天然資源大臣（カナダ）、コールドウェル・エネルギー大臣（メキシコ）が顔を合わせた。この会合は、先の2014年3か国首脳会議で、エネルギー効率、インフラ、再生可能エネルギー、技術革新、非在来型エネルギー、責任ある資源開発などに関する共通戦略の推進のため開催することが決まったもの。
会合で大臣らは、次の3分野での協力に合意した。
１）北米の公共エネルギーデータ・統計・マッピングでの協力
２）非在来型エネルギー（石油・天然ガス）の責任ある持続可能な開発方法
３）強靭で最新の北米エネルギーインフラ（エネルギー効率の高い製品・サービスと持続可能な技術を推進するための、物理的インフラと政策、規則、技術革新等を含む制度的インフラ）の構築
　今後、大臣らはこの協力を実施するための行動計画を策定し、2015年12月には進捗報告書を各首脳に提出する。【アメリカエネルギー省】