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環境ニュース[海外]

イギリス、野生生物保全型農業の現場を視察

自然環境】 【掲載日】2014.10.29 【情報源】イギリス/2014.10.16 発表

イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)のユースタス政務次官は、ケンブリッジシャー州にある王立鳥類保護協会(RSPB)所有のホープ農場を訪れ、農業における野生生物保護の事例を視察した。ホープ農場ではRSPBが2000年から、野生生物、特に農地鳥類の保護に有効で費用対効果も高い農法による食料生産の技術開発・試験プロジェクトを実施している。プロジェクトを通じ、2000年以降、農地鳥類の個体数は倍増し、特にヒバリは4倍に増えたという。
イギリスでは、過去数十年の農場鳥類の減少が懸念されている。政府は2016年から、現行の環境スチュワードシップに代え、より対象分野を絞り、優先事項に重点的に取り組む新制度の導入を計画している。農地鳥類の保護もその優先事項となっている。Defraは、ホープ農場での事例は、適切な環境施策が講じられれば、農地鳥類の個体数回復は可能であり、またそれは農村地域の商業活動を損なうことなhttps://www.gov.uk/government/news/farming-minister-discusses-wildlife-friendly-farming-at-rspb-farmく実行可能であることを示すものだとしている。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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