ドイツ　建築物・地域エネルギー研究ネットワークを設立

　ドイツ連邦経済エネルギー省は、建築物や地域をテーマにしたエネルギー研究のネットワークの設立を公表し、ベルリンで設立会合を開催した。バーケ連邦事務次官は、「建築物や地域は、効率分野が持つ潜在性を実現し、再生可能エネルギーを統合する際に重要な役割を果たす。ネットワークを通じて、研究、実践、政策間の明確なインターフェースを作り上げる」とコメントした。設立会合では、ネットワーク設立宣言が承認された。さらに、エネルギー効率の高い建築物や都市のエネルギーシステム、ソーラー建築物の実現に向けた新しい対策の開発と実行の相乗効果を創出するために、経済界や学術界の専門家や指導者に対し、ネットワークへの参画の呼びかけも行った。ネットワークは、連邦経済エネルギー省が実施する建築物やエネルギー効率、熱供給など様々なエネルギー研究促進分野を包括しており、年間6000万ユーロが拠出される。【ドイツ連邦経済エネルギー省】