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環境ニュース[海外]

イギリス、キュー王立植物園への政府資金を継続

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2014.09.17 【情報源】イギリス/2014.09.03 発表

 イギリスのニック・クレッグ副首相は、世界有数の科学・環境研究機関であるキュー王立植物園への政府資金を、少なくとも2015年4月まで現状レベルで継続すると発表した。キュー王立植物園は1840年に設立された歴史ある植物研究・教育機関である。数百万種の植物標本を保管するほか、生きた植物では3万種以上という世界最大のコレクションを擁し、ミレニアム種子銀行を通じ世界の希少植物を絶滅から救う取組も行っている。植物園の科学者らの研究は生物多様性気候変動の分野に深く関わっており、植物園はユネスコの世界遺産にも登録された。
 副首相の発表によると、同植物園への政府資金は、少なくとも2015年4月までの150万ポンドが確保され、2014-2015会計年度も、2013-2014年と同レベルで継続されることになった。副首相は、「同植物園への資金継続は多くの人々が求めていたことであり、我々の将来の環境を守るための大きな一歩である」と述べた。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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