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環境ニュース[海外]

EU 人間と大型肉食動物の共存を目指したプラットフォームを開設

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2014.06.23 【情報源】EU/2014.06.10 発表

 欧州委員会は、人間と大型肉食動物の共存を目指したプラットフォームを開設したことを公表した。EU加盟国21ヶ国の狩猟区では、ヨーロッパヒグマ、オオカミ、クズリ、オオヤマネコといった動物のうち少なくとも一種は生息している。長く減少傾向にあったこれらの種の生息数は、現在、再び増加傾向にあるものの、人間との共存が問題となることがある。プラットフォームの開設は、野生動物の増加から生じる社会的・経済的な問題を解決するために、農家や自然保護活動家、ハンター、土地所有者、科学者たちが、人間と大型肉食動物が同じ土地を共有するためのアイデアやベストプラクティスを交換することを目的にしている。さらに、欧州レベルでの主要なステークホルダー間の建設的な対話を支援するものである。プラットフォームの開設と同時に最初の作業部会が開催され、課題設定と作業計画が承認される。プラットフォームは、年一回の会合と特定の課題に関する追加的ワークショップによって構成される。プラットフォームの活動で得られた情報は普及され、ベストプラクティスは、ハンドブックなどにまとめられる。【欧州委員会環境総局】

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