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環境ニュース[海外]

ドイツ 世界における再生可能エネルギーの順調な発展を示す報告書を公表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.06.19 【情報源】ドイツ/2014.06.04 発表

 ドイツ連邦経済エネルギー省は、REN21(21世紀のための自然エネルギー政策ネットワーク)とUNEP(国連環境計画)の気候・持続可能なエネルギー・ファイナンスのためのコラボレーティングセンターが、ニューヨークで開催された国連フォーラム「すべての人のための持続可能エネルギー」において、世界における再生可能エネルギーの発展に関する最新(2013年)の数値を紹介したことを公表した。これによると、世界全体のエネルギー消費に占める再生可能エネルギーの割合は19%に達しているという。一年間で、再生可能エネルギーによる発電・動力用燃料生産に世界全体で2490億米ドルが投じられたという。そのうち350億米ドルが、発電容量が50MWを超える大規模な水力発電となっている。再生可能エネルギーに由来する発電設備の新規設置は記録を更新しており、世界全体で一年間で120ギガワット分(2012年比で8.3%増)が導入されており、発電分野における新規発電容量のうち半分以上が再生可能エネルギーに由来するものとなっている。また、世界全体の電力生産のうち22%以上が再生可能エネルギーに由来している。世界全体で約650万人が直接・非直接、再生可能エネルギー分野で働いており、この数は増加している。再生可能エネルギー拡張に向けた目標数値の設定や促進政策を実施する国家数は144ヶ国にのぼり、そのうち3分の2が発展途上国となっている。【ドイツ連邦経済エネルギー省】

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