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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、国内河川での水力発電開発可能性の評価結果を発表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.05.14 【情報源】アメリカ/2014.04.29 発表

 アメリカエネルギー省とオークリッジ国立研究所は、河川での新たな発電の開発可能性を詳述した再生可能エネルギー資源の評価、「新たな河川流域開発評価」を発表した。この報告書によれば、300万を超える国内の河川で、65ギガワット以上の新たな水力発電の開発が可能だという。これは現在の全水力発電容量に相当する。水力発電の可能性が高いのは、カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州など国内西部の州で、続いてカンザス州、ミズーリ州などとなっている。モニツエネルギー省長官は、「アメリカには未開発の素晴らしいクリーンエネルギー源があり、責任ある開発によって、クリーンで持続可能かつ多様なエネルギーポートフォリオが可能になる」と語った。現在水力発電は、アメリカの全発電量の7%を占める最大の再生可能電源で、これによって年間2億トン超の炭素排出が抑制されている。また確かなベースロード電源として、配電網に融通性や多様性をもたせ、風力や太陽光発電など他の再生可能電源の統合を可能にしている。【アメリカエネルギー省】

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