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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、五大湖の侵略的外来種対策プロジェクト11件に500万ドルを支援

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2014.03.10 【情報源】アメリカ/2014.02.25 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、「五大湖回復計画」(GLRI)助成として、水域・陸域の侵入種対策に取り組む11のプロジェクトに合計500万ドルを拠出すると発表した。
 GLRIは、五大湖周辺の環境を守るため、有害物質や懸念地域の浄化活動、侵入種の駆除、汚染表流水からの水域保護、湿地等の生息地再生等に取り組む連邦プログラム。毎年、州や自治体、大学、部族、非営利団体などが実施するプロジェクトに資金を提供している。侵入種対策には、2010年の開始以降、70以上のプロジェクトに4000万ドル以上の資金を提供してきた。今回発表された11団体のひとつ、ロヨラ大学は、この助成による50万ドルの資金で、ヒューロン湖集水域の生態学的に重要な湿地355エーカーで約800トンの侵入植物を駆除し、これを燃料ペレットに転換して家庭や中小企業の暖房用のクリーン燃料に用いる計画である。【アメリカ環境保護庁】

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