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環境ニュース[海外]

韓国、固形廃棄物燃料の検査を強化し輸入を許可へ

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.02.03 【情報源】韓国/2014.01.16 発表

 韓国環境部(MOE)は、資源の節約及びリサイクル促進に関する法律の改正に伴い、パームシェル(ヤシ殻)等廃棄物から作られる固形廃棄物燃料(SRF)の輸入を認めると同時に、輸入・生産・利用に関する検査を強化すると発表した。改正法の下では、SRFの輸入業者及び製造者には、基準に基づく品質検査を実施し、環境省もしくは自治体の長へ報告する義務が発生する。製造者はSRFの生産及び施設を定期検査し、製品の環境パフォーマンス及び品質を保たなければならない。また、SRFの輸入・生産・利用に関する情報を一括して管理するための基盤として、SRFの総合情報システム構築も必要になる。加えて、「廃棄物エネルギー化センター」が韓国環境公団(KECO)内に設立され、廃棄物からエネルギーへの転換促進を支援するほか、関連企業の権利保護とR&D活動推進のため「廃棄物エネルギー化協会」も設置されるという。今回の輸入解禁により、化石燃料に代わる再生可能エネルギーの流通が拡大し、2012年は年間70万トンに過ぎなかったSRFの利用が、急速に増加すると見込まれている。【韓国環境部】

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