ノルウェー、環境省を気候・環境省に改名

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2014.01.20 【情報源】その他／2013.12.20 発表

　ノルウェーの環境省は2014年1月1日、省名を気候・環境省に変更する。ノルウェー政府が、今後野心的な気候・環境政策を実施していくため、省の新たな責任を明確にするためのものだという。スントフト新気候・環境大臣によると、政府が変わり、環境省には気候政策における新たな責任と役割が与えられた。今後、気候・環境省は、気候と林業の取り組み、割当購入、CO2補償制度などにも責任を持つ。同省は気候政策を積極的に進め、気候条約を強化していくが、同時に、自然の管理と文化財の保護という従来からの重要分野も引き続き推進するとしている。
　気候・環境省は政府の統合的気候・環境政策に責任を負っており、その政策分野は、海洋、河川・湖沼、湿地、森林、山岳景観、文化的遺産・景観、都市環境、野外活動、有害物質のない環境、大気、気候の11分野に分かれている。環境省は1972年に設置され、現在約260人の職員がいる。【ノルウェー気候・環境省】