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環境ニュース[海外]

ドイツ環境問題専門家委員会 自然保護政策に対する特別提言を発表

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2002.06.24 【情報源】ドイツ/2002.06.13 発表

 ドイツ連邦政府の諮問機関である環境問題専門家委員会(SRU)は、6月13日、「自然保護政策の強化と新しい方向性」と題した連邦政府の自然保護政策に対する特別提言を発表した。SRUは、連邦政府が、今国会において、自然保護政策の改革を行ったことを評価している。連邦環境大臣トリッティン氏は、この報告を歓迎している。
 トリッティン氏は、連邦政府が改正連邦自然保護法を制定した以外に、自然保護の分野において、実践的な取り組みを強化したことを強調している。1998年末以降、連邦予算から8000万EURO(92億円)を支出し、合計32の大規模な自然保護プロジェクトを行っている。また、国家の持続可能な戦略として、一日平均約130ヘクタールの土地に、建物や道路が建設されていく現状に対し、2020年までに一日平均30ヘクタールに制限する目標を設定している。この目標を達成するために、次期国会において、関係省庁が連携した対策を行うことが必要としている。トリッティン氏は、SRUが、この課題を報告の重点として捉え、多くの提案を提示したことを歓迎している。【ドイツ連邦環境省】

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