国連気候変動枠組条約、2015年合意に向け3つのワークショップを開催

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.10.24 【情報源】国連／2013.10.10 発表

　国連気候変動枠組条約（UNFCCC）に基づき2015年に予定されている新たな気候変動協定（2015年合意）の成立に向け、2013年10月7〜9日、110以上の国と16のオブザーバー機関が参加して、3つのワークショップがボンで開催された。このワークショップは、科学および技術の助言に関する補助機関（SBSTA）の委任を受けて実施され、1）様々なアプローチのための枠組、2）非市場ベースのアプローチ、3）新たな市場ベースのメカニズム、の3つのプログラムそれぞれについて、11月のUNFCCCワルシャワ会議で話し合われる主要課題や選択肢の詳細な議論が行われた。
　フィゲレスUNFCCC事務局長は、この3つのアプローチが気候変動に関する「世界の野心と緩和のレベルを引き上げる一つの重要な道筋を示す」と述べ、ワークショップでの議論の進展が2015年合意につながるとの期待を表明した。【国連気候変動枠組条約事務局】