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環境ニュース[海外]

公務員対象にアイドリング反対キャンペーンを展開

大気環境 交通問題】 【掲載日】2002.06.18 【情報源】カナダ/2002.06.09 発表

 カナダ連邦天然資源省と環境省は、6月3日から7日の環境週間に合わせて、両省で働く公務員を対象に、「約束を実行しよう(Walk the talk.)」と題して、アンドリンク反対キャンペーンを展開中である。
 ダリワリ天然資源大臣、アンダーソン環境大臣は9日、共同で声明を発表。「不必要なアイドリンクは燃料とお金の無駄であるばかりか、温暖化ガス排出の要因であり、もしカナダ国民全員が一日5分間アイドリンクを止めることを1年間続けるだけで、何百万トンものCO2の排出を抑制することができる」として、個人の意識の向上を求めた。
 首都オタワ地域の両省庁の駐車場では「アイドリング禁止」として、10秒間以上停止したドライバーには、エンジンを止めることを求める。他の省庁の施設でも、同様の試みを行うか検討中。また天然資源省はホームページを改訂し、アイドリング削減のため、各自治体やコミュニティー組織がとるべき方策や参考になる情報を掲載する。ゲームやポスター・パンフレットなども提供する。さらに天然資源省は、合計30万カナダドル(約2300万円)を支出して、オンタリオ州2つの都市にアイドリンク禁止のための実験的プロジェクトを展開。地方自治体によるプロジェクトの実効性を調べることにしている。
 
キャンペーンについての問い合わせ先
 天然資源省 Heather Bala
 (613) 996-7252
 
【カナダ連邦政府、カナダ天然資源省】

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